平和の泉


 昭和20年8月9日、原爆のため体内まで焼けただれた被爆者は、 「水を」「水を」とうめき叫びながら死んでいきました。
 その痛ましい霊に水を捧げて、めい福を祈り、あわせて世界恒久平和を祈念するため、核兵器禁止世界平和建設国民会議と長崎市は、全国からの浄財を基として、ここに「平和の泉」を建設しました。
 今日ここを訪れてくださいましたあなたに、めい福を祈り、平和を祈念していただければ誠に幸いと存じます。         
                            長崎市長



  • 左のように正面の碑面には、被爆当時9歳の山口幸子さんの作文が刻まれている