平和を祈る子


 被爆20周年に「長崎平和の折鶴会」が呼びかけ、国内の子どもたちの募金によって建てられたもの。
 振袖姿の少女が手に折鶴を持って立っている。
 台座には国内各県と世界15カ国からの礎石がはめこまれ、正面にはこう刻まれている。

  「原子雲の下で母さんにすがって泣いた
   ナガサキの子供の悲しみを
   二度とくり返さないように
   大砲の音が二度となりひびかないように
   世界の子供の上に
   いつも明るく太陽が輝いていますように」