(左から 木村慎佑 木下直也 中小路尚寛 牧瀬丈弘)


99年度制作にあたって


 1945年8月、一発の原子爆弾が長崎の街を壊し、たくさんの命を奪いました。54年たった今でも原爆の後遺症に苦しんでいる人はたくさんいます。あの日の出来事で原爆の脅威というものは全世界の人達に知れ渡りました。そして現在、あの日からもう半世紀以上たったにも関わらず核兵器は世界各地に数多く存在しています。

 被爆地であるここ長崎では核兵器をなくそうとして多くの人達が活動しています。しかし、被爆者の高齢化などで原爆の実相が風化しつつあります。もう二度とこのような戦争をくり返さないためにも、これからの時代を担う若い世代に原爆の恐ろしさや平和の大切さを伝え、長崎を最後の被爆地にしたいと私たちは考えています。

 そこで私たちは、核兵器のない平和な世界になるように、世界の人達に今以上に平和に対する意識を深めてもらうために、ここ長崎より平和を訴えるホームページ「No more NAGASAKI」を発信することにしました。

99年度 制作者

木下 直也
木村 慎佑
牧瀬 丈弘
中小路 尚寛