(左から  濱田 純 三宅 崇之 谷澤一郎)


98年度版の制作にあたって


 現代の若い世代にとって、大平洋戦争や『ヒロシマ』・『ナガサキ』の原爆被害は過去の出来事として忘れ去られようとしています。実際、他県から来た私達にとって、『ヒロシマ』・『ナガサキ』の原爆被害の実態は今まで学校の授業で断片的にしか知り得ませんでした。

 しかし、長崎にきて平和公園や爆心地公園に行き原爆被害の遺構をまのあたりにし、これほどまでの被害をもたらした原爆の事を忘れてはいけないと感じました。忘れてしまうという事は、同じ過ちの繰り返しになりかねないからです。このような事にならないためにも、私達一人一人が戦争や平和についてもっと関心を示し、理解を深める必要があるのではないでしょうか。

 そのような認識のもとで、98年度版 No more NAGASAKI ホームページを世界に向けて発信することにしました。現在は、小学校や中学校でもインターネットを使った授業を行っている所が増えてきているので原爆被害等の授業でも役立てて頂き、平和に対する意識を高めてもらえれば幸いでもあり私達のねがいでもあります。

         98年度 制作者  

               濱田 純
                三宅 崇之 
               谷澤 一郎